T2/CW104 - StitchandSew

この製品には、牛のお腹の部位(ベリー)を用いて作られているバケッタレザー(イタリア)を用いてます。バケッタレザーとは、トスカーナ地方のタンナーの中で脈々と受け継がれている伝統的な鞣しの製法です。タンナーごとに染み込ませるオイルの配合レシピは様々です。この製品で使用しているバケッタレザーは、魚脂と動物性のオイルをたくさん使って鞣されております。仕上げに、ペーパーで表面を軽く毛羽たせている点が特徴でもあります。時間が経つと毛羽だたせた表面が寝ていき、つやつやになります。革の色の変化も他の革よりも大きく、味わい深いものになります。しかし、ヌメ系ではどうしても避けて通れないロットごとの色ブレ問題は、このバケッタレザーでも発生してしまいます。この点に関しましては一定のご理解をしていただけますと嬉しいです。